冷え込む冬場に起こる健康被害が「ヒートショック」です。浴室やトイレなど、家の中の温度差が原因で、血圧が急激に変化し心肺停止につながります。冬本番を迎える師走。ヒートショックの対策を考えましょう。
ヒートショックとは、急激な温度変化により血圧が変動することで起こる健康被害のことです。失神や不整脈、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こすことがあります。特に高齢・高血圧・生活習慣病・心臓病などの方に多くみられます。
入浴中に亡くなる人は年間17,000人と推計されており、その多くがヒートショックによるものとみられています。また、入浴中に心肺停止状態になる人は、70歳以上の高齢者が85%を占めています。
全国の20代~70代までの2,500人を対象にヒートショックについてのアンケート調査を行ったところ、半数近い49%が言葉自体を知りませんでした。
また、家の中の温度差を意識する人は41%、70代はもっとも低く23%にとどまっています。さらに、60%は「暖房などで温めるのはリビングなどいる場所のみ」と答え、ヒートショックのリスクが高い生活を送っていました。(暖差リスク予防委員会が2014年10月調査)
ヒートショックは急激な体温変化が原因で起こるため、入浴時以外にもトイレなどの寒い場合などにも起こることがあります。正しい知識を身に着け、冬場の危険から身を守りましょう。
今年も残りわずかとなりました。皆様へ情報発信をしてまいりましたが、少しはお役にたてたでしょうか?
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