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2016.06.27 がんによる障害年金の請求について

障害年金とは、病気やけがによる障害のため、日常生活や働くことに支障が出た場合に支給される公的年金制度のひとつです。
障害年金と聞くと、手足が不自由になった場合に受給できるものというイメージが強いかもしれませんが、疾病や精神疾患でも受給できる場合があり、がん(悪性新生物)の場合も一定の条件をみたした場合は、障害年金が受給できます。
そこで今回は、がんによる障害年金の請求についてご案内します。

1.障害年金の受給要件
  1. 障害の原因となった傷病の初診日が被保険者期間内であること
  2. 一定の障害状態にあること
  3. 保険料納付要件を満たしていること
2.請求について
(1) 請求必要書類
  • 年金請求書
    住所地の市町村役場、または年金事務所、年金相談センター窓口に備え付けてあります。
  • 必ず必要な書類
    年金手帳、戸籍抄本(記載事項証明書)、医師の診断書、受診状況等証明書、病歴・就労状況等申立書、受取先金融機関の通帳等(本人名義)、印鑑
    その他ご本人の状況により別途書類が必要です。
(2) 請求書の提出先

提出先は住所地の市町村役場の窓口となります。なお、初診日が国民年金第3号被保険者期間中の場合は、お近くの年金事務所となります。

注: 第1号被保険者 20歳以上60歳未満の自営業者、農業者とその家族、学生、無職者
第2号被保険者 民間会社員、公務員など
第3号被保険者 20歳以上60歳未満の第2号被保険者に扶養されている配偶者
3.障害認定時

初めての医師の診療を受けた時から、1年6か月経過した時(その間に治った場合は治った時)に障害の状態にあるか、または65歳に達するまでの間に障害の状態となった時。または、次の場合はその日が「障害認定日」となります。(個々のケースにより認定日が変わることがあります)

  1. 人工肛門の造設、尿路変更術を施術した場合は、原則手術日から6カ月を経過した日
  2. 新膀胱を造設した場合は、造設した日
  3. 切断または離断による肢体の障害は、切断または離断した日
  4. 咽頭全摘出した場合は、摘出した日・・・等

障害等級1級、2級の場合は障害基礎年金と障害厚生年金が、3級の場合は障害厚生年金のみが受給できます。がんの治療前後に仕事を辞めていても、初診日に会社員か公務員なら障害厚生年金を受給することができます。(ちなみに、障害年金の等級とは「身体障害者手帳」の等級とは別のものです。)
実際に障害年金が受給できるかどうかは、障害等級1級、2級は日常生活を行う能力の低下や喪失、3級は労働能力の喪失度合が判断基準になります。

患者さんの中には、病状が進んで実際には身体機能が落ちていても、生活や労働には支障もなさそうに見える方もいらっしゃいます。ですが、抗がん剤の副作用による倦怠感や末梢神経障害(しびれや痛み)、貧血、嘔吐、体重減少など、客観的にはわからなくても、ご本人はとてもつらい思いをされているというお話もよくお聞きします。このような内部障害の原因が、がん治療によるもので現在の仕事に支障をきたすことが認められれば、障害年金が受給できる可能性は高くなります。ぜひ主治医と相談して「治療前の半分程度しか働けない」とか、「治療後の副作用のためにベッドで横になっていることが多い」など、診断書に具体的な状況を記載してもらい年金事務所に相談に行かれるとよいでしょう。

障害年金は給与が支給されていても申請することができますが、健康保険から障害手当金を受給する場合、傷病手当金は支給停止になりますのでご注意ください。

以上が、がんによる障害年金の請求についての概要です。
がんの場合でも、一定の要件を満たせば障害年金を受給することは可能ですが、十分な金額を受け取れるとは限りません。
もしものがんに備え、がん保険等で入院時の保障を準備しておくことも必要です。
当社では、がん保険も取り扱っておりますので、ご加入をご検討の際は、お気軽にお問合せください。

ご参考保険料例
がん保険 がん診断給付金100万円 がん入院日額10,000円の場合
  20歳 25歳 30歳 35歳 40歳 45歳 50歳 55歳 60歳
男性 1,800 2,100 2,480 2,970 3,610 4,400 5,400 6,570 7,950
女性 1,570 1,800 2,070 2,390 2,750 3,110 3,510 3,920 4,330

【お問い合わせ先】
株式会社 保険企画カワイダ
鹿児島市薬師2丁目5番22号
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