TOP  >  新着情報  >  自動車事故過失割合の基礎知識8

新着情報

2016.11.02 自動車事故過失割合の基礎知識8

今回は、自動車と歩行者の事故の具体例をご案内しますので、ご参考にお役立てください。

1.青信号で横断歩道を渡る歩行者と赤信号無視の自動車の事故の場合

基本過失割合  A:0%  B:100%

横断歩道上に歩行者がいる場合には、自動車は横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げてはいけないと定められている(道路交通法38条)など、歩行者は強く保護されています。
当然、青信号で横断を開始した横断歩道上の歩行者には、原則としてどのような状況であっても過失がありません。
そのため、赤信号無視の自動車に100%の過失があります。

2.駐車場内での事故
(1) 駐車スペース内での、歩行者と自動車の事故の場合

基本過失割合  A:10%  B:90%

駐車スペースは、車を停めるのと同時に人が乗り降りをする場所でもありますので、駐車スペース内では常に人が行き来する可能性があります。
そのため、駐車スペースに出入りする自動車には、常に安全を確認して、歩行者がいる場合には、直ちに車を止める義務があり、大きな過失があります。
一方、歩行者にも駐車スペース内では当然自動車が来ることを予想し、その動きに注意する義務があります。

(2) 通路での歩行者と自動車の事故の場合

基本過失割合  A:10%  B:90%

駐車場内の通路は自動車が駐車場内を移動するためのものでありますが、歩行者が通行する場所でもあります。
そのため、自動車には歩行者が歩くことを想定し、歩行者の通行を妨げないようにする大きな責任があります。
その一方で、歩行者も自動車が通行することを予想し、安全を確認する義務があります。

以上が、自動車と歩行者の事故の過失割合の具体例です。
ご案内しているのは、基本過失割合です。実際の事故では個々の事故状況を確認の上、過失割合を協議決定します。
そのため、具体例でご案内した基本過失と異なる結果となることもあります。
次回は、自転車と歩行者の事故の具体例をご案内します。
当社では保険に関するご相談を承っておりますのでお気軽にお問合せ下さい。

【お問い合わせ先】
株式会社 保険企画カワイダ
鹿児島市薬師2丁目5番22号
TEL 099-253-4405   FAX 099-253-4425