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2020.06.20 免疫力を整えるために取り入れたい、朝・昼・夜の新しい生活習慣

新型コロナウイルスの第一波が収束しつつありますが、依然としてウイルスに対する警戒をゆるめることはできません。厚生労働省は「新しい生活様式」を推奨していますが、免疫力を整えるための新しい生活習慣も取り入れてみませんか。

免疫力は、体内時計(体の活動を約24時間周期でコントロールする機能)と密接に関わることが医学的に知られています。しかし、現代人の生活はストレスが多いために体内時計が乱れやすく、免疫力も低下しやすいといえます。

中医薬膳師の大坪モモさんは、「東洋医学にも体内時計の考え方があり、毎日の生活に取り入れることで免疫力を整えることにもつながります」と話します。
そこで大坪さんに、朝・昼・夜に取り入れたい、体内時計に即した生活習慣について教えてもらいましょう。

●朝は温かい朝食を食べて体の活動を促そう

朝は胃腸によってエネルギーや血液が活発に作り出される時間帯です。そのため、原料となる朝食をしっかりと取ることが大切です。胃腸の働きを助けるキャベツ、ジャガイモ、ヤマイモ等を積極的に取り入れてください。

また、朝食は温かくて消化のいい食事がおすすめです。冷たい飲食物は胃腸に負担をかけるため、できるだけ避けましょう。

●昼はリラックスして心をケアする

11~13時は心臓の活動が活発になります。東洋医学では、心臓と精神活動は密接なつながりがあると考えられているため、この時間帯に心臓に負担をかけないことが心のケアになります。激しい運動や激しい感情(怒る、焦る等)は、心臓をドキドキさせるため負担となります。ドキドキしないように、この時間帯は心身ともにゆったりと過ごしましょう。昼食後は数分間静かに目をつぶるか、15分程度の昼寝をすると、心身がリフレッシュできて午後に疲れにくくなります。

●夜は早めの夕食と早めの入浴、早めの就寝を

東洋医学では、23~3時が解毒のゴールデンタイムと考えられています。この時間に熟睡していると体内の血液が解毒され、翌日に疲れや不調を持ち越しにくくなります。23時(遅くとも0時)までには眠りにつくことを目標に逆算すると、21時には入浴をし、19~20時までに夕食を終えるのが理想的です。夕食は軽めにして腹八分目に抑えると、胃腸に負担がかからないため眠りにつきやすくなるでしょう。
また、夕食には黒ゴマ、黒豆、黒キクラゲ、昆布、ひじき等の黒い食材を積極的に取り入れると、免疫力アップの助けになります。

このような体内時計に即した生活習慣は、免疫力を整えるだけでなく、さまざまな不調の予防にもつながります。
この機会にぜひ実践してみてください。

監修者 大坪モモさん

中医薬膳師、東洋医学ライター。健康雑誌編集部をへて、東洋医学関連の書籍・コンテンツ等の企画制作に数多く携わる。東洋医学を知らない方に、その魅力をわかりやすく伝えることに力を入れている。
https://twitter.com/MomoOtsubo

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